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 ▼海外旅行傷害保険 (超長文)  Kiyomi 01/9/14(金) 0:49
   ┗Re:海外旅行傷害保険←ありがとうございます。  鈴木(kokosan) 01/9/14(金) 21:59

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 ■題名 : 海外旅行傷害保険 (超長文)
 ■名前 : Kiyomi
 ■日付 : 01/9/14(金) 0:49
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   kokosan&みなさま、こんばんは Kiyomiです。
あれからずっとニュースを見続け、何度も涙を流しました。
3年前にあのビルに登ったのに、今はもう無いなんて信じられません・・・。
私の会社でも、あのビル内に8人の社員がいましたが、
最新ニュースで幸い全員無事と知り、ほっとしました。

こんな悪夢は2度と起こらないで欲しいと強く願いますが、
皆様のご参考になればと、社員の立場で最新情報を書かせて頂きます。

●海外旅行傷害保険普通保険約款
第3条(保険金を支払わない場合−その1)
(8) 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似
の事変または暴動(この約款においては、群衆または多数の者の集団の行動によっ
て、全国または一部の地区において著しく平穏が害され、治安維持上重大な事態と
認められる状態をいいます。)
(10) 前2号の事由に随伴して生じた事故またはこれらにともなう秩序の混乱に基づ
いて生じた事故

●通常「テロ行為」が限定的、小規模かつ散発的に行われている場合は戦争、内乱等
に関る免責の規定には該当しない。しかし、「テロ行為」が組織的かつ間断なく継
続的に行われ、平面的な広さを有し、一方これを阻止しようとする勢力と交戦状態
に至った場合には、免責規定に該当する。現段階においては、「テロ行為」が組織
的かつ間断なく継続的に行われているとの情報はないため、免責条項には該当せず
有責と判断する。しかし、今後生じる「テロ行為」については、再検討のうえ通知
する。

○約款用語は本当に分かりにくいですが、要するに現段階では今回のテロ事件が原因で、
傷害死亡、後遺傷害、傷害治療費用、疾病死亡、疾病治療費用等の被害に該当する場合、
全て有責判断となり保険金が支払われます。しかし、アメリカが報復行為に出た場合は、それ以降は保険金は支払われません。

●全航空便が止まっているために帰国できない米国滞在者については
保険期間の終期を、帰国が可能となるまで自動延長します。

○通常、保険期間延長は割増保険料の領収が必要ですが、今回のケースでは
“帰りたくても帰れない”ため、“帰れるまで差額追徴無しで延長”されます。
ちなみに海旅は“自宅を出てから、自宅に戻るまで”が担保範囲ですので、
例えば帰国後成田で転倒してケガしたりしても、保険金は支払われます。

●今後の事件の推移を鑑み、条件付戦争危険担保特約条項(A)を付帯する契約につい
ては、稟議申請を受け付ける。

○これから渡航する場合、“条件付戦争危険担保特約”をオプションで付けると、
交戦状況下においても、保険金の支払い範囲が拡張されます。
ただし“稟議”と言いまして、引き受けの有無判断に若干時間がかかります。
場合によっては”引き受け謝絶”となる事も有り得ます。

〜〜〜今日時点での最新情報でしたが、あくまで“当社での引き受けに関して”
ですので、他社の動向は不明です。
が、損保はだいたい“各社横並び”になる傾向が今まで強かったので、
今回も同じような傾向になると個人的には思います。

また、今後も外務省等外部情報機関からの情報により、取り扱いは随時変更される
もようですので、これから渡航される方は保険会社に直接確認なさる事をお薦めいたします。
以上、超長文で失礼致しました。
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:海外旅行傷害保険←ありがとうございます。  ■名前 : 鈴木(kokosan)  ■日付 : 01/9/14(金) 21:59  ■Web : http://www.ne.jp/asahi/kokosan/lasvegas  -------------------------------------------------------------------------
   ▼Kiyomiさん:
>○約款用語は本当に分かりにくいですが、要するに現段階では今回のテロ事件が原因で、
>傷害死亡、後遺傷害、傷害治療費用、疾病死亡、疾病治療費用等の被害に該当する場合、
>全て有責判断となり保険金が支払われます。しかし、アメリカが報復行為に出た場合は、それ以降は保険金は支払われません。

なるほど…。約款はまるでわざと解りにくくしているような表現方法なので
ほとんど歯が立ちません(笑)ご説明いただいて、よく理解できました。
うちの場合、切実な問題となるかも…しれませんので(汗)

>また、今後も外務省等外部情報機関からの情報により、取り扱いは随時変更される
>もようですので、これから渡航される方は保険会社に直接確認なさる事をお薦めいたします。

カード付帯の保険の場合も、確認してから渡米したほうがよいということですね。
ふむふむ。
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